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アイドルマスターであれこれ作ります。

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2025年8月にこのブログでアクセスの多かった記事のベスト10です。

1位 30MS 天海春香を部分塗装で仕上げる

2位 ラスキウスで肌色塗装を試してみる

3位 ひなたロボとアートコンテスト

4位 飛行機プラモデルの展示用スタンド

5位 30MS 如月千早を部分塗装で仕上げる

6位 タミヤのシムカ5を作りました

7位 WF2026冬 参加します

8位 ホビーベースの素材ちゃんS

9位 8月41日なのでやよいもやしを作った

10位 自作乾燥機でエポパテを強制乾燥

ずっと1位だったラスキウスを抜いて30MS春香さんの記事が1位になりました。
ツイッターでかなり拡散されたのが効いたようです。
あと、冬WFを申し込んだのでよろしくです。






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2026年2月8日(日)に幕張メッセで開催されるワンダーフェステイバル2026冬に参加します。

今回は2卓で、にく日記さんとねんどPとの合同でいつものディーラー名『にく日記』で申し込んでいます。
私の版権申請はアイマス関係で新規2と再販3を予定しています。

詳細は節目のタイミングで伝えられることを告知しますのでよろしくです。

今後のスケジュール 

ディーラー参加申し込み締め切り 9/1 ←今ここ
参加当落通知     9/13
参加料入金締め切り 9/30
版権本申請締め切り 10/28~11/4
当日版権結果通知  ?
版権料入金締め切り 1/14
最終参加案内     1/19
WF2026冬 当日   2/8

関連
WF2025夏 参加しました
WF2024夏 参加しました
WF2025冬 一般参加しました





ミリシタの8周年の記念でアートコンテストが開催されました。

ひなたロボ

6月に作品の募集があったので私はこの『ひなたロボ』で応募してみました。
埋め込んだ投稿内の動画も見てください。

ひなたロボ ひなたロボ ひなたロボ
完成した『ひなたロボ』の画像がこれらになります。
モーター内臓の3chラジコンで走行と上半身の旋回ができます。

ひなたロボ ひなたロボ ひなたロボ
基本スペックは全高25cm、重量600g(電池込み)

そして2ヶ月後の8月、アートコンテストの結果が発表されまして、この『ひなたロボ』が特別賞をいただきました。


アートコンテスト入賞作品公開 - ミリシタ8周年特設サイト
より

入賞の記念にミリシタ8周年のタペストリーをいただきました。

2007年に初めてやよいピンキーを作ってからアイマス関係のあれこれを18年作ってきて、公式のコンテストで受賞できたのはとても光栄で嬉しかったです。


ここからは『ひなたロボ』の制作工程を書いていきます。

『ひなたロボ』というのはミリシタの『無邪気なメカニック 萩原雪歩』のカードにいるロボで、正式名称はわかりませんがスチームパンクの世界観で見た目が木下ひなたちゃんに似ているロボットです、なので界隈ではだいたい『ひなたロボ』と呼ばれているようです。

作業開始は2023年9月で、これは前年の2022年の年末に最初のアートコンテストが行われたので、第2回があるなら2023年の年末だろうから、それに向けて早めに作り始めておこうという見切り発車的な計画でした。

『ひなたロボ』としたのは私がミリシタのシアター組の中ではひなたが好きなのと、普段からチュパカブラとかでんでんむすくんみたいなネタ寄りな物を作るのが好きなのと、コンテストである以上は入賞を意識して、そのためには動いて光ってそれを動画で公開するくらい派手にしないと埋もれるだろうなという読みからでした。

そんな感じでラジコンで動く『ひなたロボ』の制作が始まります。

最初にベースとなるラジコンユニットの調達です。

のRCミニタンク90式戦車、特売で新品900円で投げ売りされていたのを購入。
走行と砲塔旋回、主砲発射ギミック(発光と発射音)が付いてこれは安すぎ。


分解して内部を覗いてみると、履帯はゴムで長さの調節ができないのとギヤボックスはシャーシと一体なので使用不可。
RCのコントロール基板と砲塔旋回機構、電池ボックス、それとプロポを流用して組み込むことにしました。


履帯はタミヤの『連結式クローラー&スプロケットセット』を使用。
楽しい工作シリーズが懐かしすぎです。
ただしスプロケットはプラの材質が塗装不可なのとサイズの都合で要自作です。


ギヤボックスはタミヤの『ツインモーターギヤボックス』を使用。
これのサイズにより車体幅が決まります。


転輪類はデジタルモデリングして3Dプリンターで出力。
履帯は42枚連結したものを2本作りました。
フローリングの床でもすべらないゴムパッド付きです。


車体はプラ板の箱組み。

基板類を仮置きしての走行テストは良好なのでボディーを組んでいきます。


車体幅と履帯の幅はいじれないのでフェンダーをオーバーサイズにすることでプロポーションを元イラストに寄せるように調整をしています。


元のRC戦車の砲塔旋回機構を移植して上半身を旋回できるようにしました。


頭部は3Dプリンターで出力。
上半身は外径60mmのVU塩ビパイプで、この写真ではバランス調整前なので胴長です。


胴体の長さを調節して3Dプリンター出力した排気管を追加。


腕は市販の外径6.5mmプラパイプとボールジョイントを加工。
ハンドパーツやボルトのディテールは3Dプリンター出力で追加。


頭部の電飾は百均のLEDを分解して使用。
目のレンズカバーは市販の透明スプーンを加工。
そのままだと緑が薄かったのでクリアーグリーンを塗りました。
レンズ内部の縦線モールドもプラ板で追加しましたがわかりにくいかも。


髪の毛モールドはエポパテを薄盛りで耳は3Dプリント製。
あと、胸元にも小さなLEDを仕込んでいて発光します。

この辺まで作業したところで、コンテストの告知が出ました。
ところがなんと、イラストのみのコンテストだったので失意のまま作業中止。
計画は凍結となったのでした。

それから、塩漬け状態で1年半放置されていたのですが、2025年の5月29日にアートコンテストが告知されて作業再開です。


造形作業はほとんど終わっていたのでアンテナを追加して細かい修正をしました。
耳のアンテナはRC用の機能はなくてただのプラ棒です。
全パーツを組んでサイズ比較用のキューポッシュひなたちゃんと。



塗装は黒下地にブルーゴールドやカッパーを吹き重ねてスチームパンクらしい真鍮や銅のイメージで。
ウェザリングカラーで軽く汚したりして完成です。

プラ板、パテに3DプリントでのフルスクラッチでモーターライズとRC組み込み、さらには電飾までと模型の総合力を試される制作でしたが完成させることができてよかったです。

また次回アートコンテストがあるなら参加したいですね。


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ミリシタアートコンテストに参加してみた
ミリシタアートコンテスト その後
アイマスエキスポにサークル参加しました






30MSの如月千早を部分塗装で仕上げました。

30MS 如月千早

アイドルマスターの20周年記念としてYOU AND アイ!』の衣装で春香に続いて30MS化された千早です。

30MS 如月千早 30MS 如月千早
私の作例は追加でティアラを装着していますが、そのまま組めばちゃんと千早が出来上がります。すごいです。

30MS 如月千早 30MS 如月千早
先に出た春香と同じ衣装なので胴体部分のパーツ構成は基本的には同じですが上半身のサイズが春香よりも薄い専用パーツとなっています。

ここからは実際の部分塗装での作業内容になりますが、胴体部分は春香と共通なので春香の時の記事を参照してください。
30MS 天海春香を部分塗装で仕上げる

30MS 天海春香 部分塗装 
↑この画像は拡大できます


春香と違う部分を中心に解説します。

上半身のパーツ構成

春香(赤丸)と千早(青丸)では上半身のパーツ形状(サイズ)が違うものが入っているのですが、組み立ての手順やパーツ数は全く変わらないので、そこは問題ありません。 

前髪の分割ラインの変更
 
説明書のパーツ図を見て確認してください。
前髪が2パーツの構成になっていて目立つ部分に合わせ目が来るので、HA-B9とHA-B3を接着して合わせ目を消してスジ彫りを彫り直しています。
そうすると、前髪が後ハメできなくなるので、横髪のパーツ、HA-B7、HA-B8のピン(赤丸部)をそれぞれ切り落として前髪を後ハメできるように加工します。
髪を塗装することが前提ですが前髪は目立つ位置なので効果はあると思います。

髪の塗装

髪の毛はパーツに合わせ目が出るので埋めて塗装するほうがきれいに仕上がります。
千早の髪色は新作ほど明るい傾向がありますが、私は初期の黒髪に近いのが好きなので成形色よりは暗め濃いめの青にしました。
レシピはクレオスラッカーの5、67、328を同量くらいで混ぜて365で暗くして隠し味に72を1滴。
凹部をエナメルのシーブルーでスミ入れしています。


マイクの塗り分け

春香は赤でしたが、アイドルのイメージカラーなので千早は青の帯を2本入れました。
ミリシタの『ライブ革命』イベントのカードイラストを参考にしています。
手前で見切れている雪歩のマイクは白線ですね。

顔のメイク

これは春香と同じでチークを濃いめに強調、閉じ口にスミ入れしてリップを描き加えています。
ブレスレットの宝石は春香と色が共通です。(アイドルのイメージカラーではない)

千早独自の作業内容は以上です。

最後に春香と合わせたライブ風写真を

30MS 如月千早

そして、SNSにもアップしているので、いいね支援等よろしくお願いします。





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30MS リリネルを作りました
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我那覇響ちゃんの誕生日なのでダイバーヒビキを作りました






30MSの天海春香を部分塗装で仕上げました。

30MS 天海春香

アイドルマスターの20周年記念としてYOU AND アイ!』の衣装で30MS化された春香です。
アイマスの30MSといえばシャニマスの全アイドルが製品化ということで現在もシリーズが進行中なので、まあ普通は765が今更プラモ化とかは無いだろうなと思っていただけに驚かされました。
20年経つとプラモ化されるということもあるんだねえと感慨深いです。

30MS 天海春香 30MS 天海春香
ちゃんと今風のシュッとしたデザインの天海春香が30MSのフォーマットでお手軽に出来上がります。

30MS 天海春香 30MS 天海春香
表情の差分や手のパーツも多数付属していてブンドド遊びも捗るでしょう。

今回は成形色を活かした部分塗装で仕上げたので、具体的に何をしたのかを順番に解説していきます。
自分の技量や持っているツール、環境に応じてやれそうなところをチャレンジしてみてください。

30MS 天海春香 部分塗装 
↑この画像は拡大できます

上から順番に解説します。

いきなり今回の最高難易度のティアラです。
作業中にちょうど765ASのライブである『NEI』が開催されて、私も両日現地に行ったのですが、その2日目の演出に脳を焼かれてしまい、追加することにしました。
ZBrushというソフトでモデリングして、3Dプリンターで出力しました。
3Dモデルは拡大してみると結構適当なのですが、出力した実物は幅15mm程度のサイズなので精密にしすぎても折れるだけなのでデフォルメしてらしさが出れば満足です。
30MSの頭頂部のジョイントにはめ込めるようになっています。

髪の毛の合わせ目消しと塗装

後頭部の髪の毛は合わせ目がそこそこ目立つので、出来るならパテやら瞬間接着剤で埋めて、埋めたからには塗装することになります。
私は瞬間接着パテで埋めて塗装しました。
髪色はレッドブラウンとウッドブラウンを混ぜたチョコレートっぽい色を全体に吹いて、凹部にウェザリングカラーのグランドブラウンでスミ入れしました。
あと、毛先などに基本色より明るい茶色を吹いてハイライトにしています。

アクセサリー類の塗り分け

基本は成形色に従って銀とピンクで塗り分ければ見栄えが増すでしょう。
面積も小さいので筆でも塗りやすい。
髪に付けるアクセサリーのピンク部分は銀で塗り分ける部分があるので箱絵をよく見ましょう。
あと、ブレスレットはワンポイントでブランドイメージカラー(アイドルのイメージカラーではないので全員同色)の濃いピンクが入ります。

耳たぶの整形

耳たぶの下側付け根(赤丸部)に三角形の突起があるのでこれは削って整えました。
金型の都合で付くやつですね。

メイクとネイル

肌色は無塗装成形色仕上げですが、顔パーツの頬部分はタミヤのウェザリングマスター Hセットのピーチでチークを濃いめに強調しています。
あと、閉じ口の凹部分にラスキウスのクリアーペールレッドをスミ入れ的に流してリップとしています。
同様に耳の凹部や指の間の凹ぶにも
クリアーペールレッドを流しています。
ネイル表現として
指先にクリアーペールレッドを1滴乗せて薄く色を付けています。

服の塗り分け

襟のピンクはクリアーで透けるので上から塗りました。
胸元のリボンタイは裏側から削って薄くして、黒は成形色のままで縁のピンクはマスキングしてエアブラシで吹き付けています。
はみ出しとかがあったら爪楊枝やデザインナイフの刃先で削って整えます。
これは筆塗りでも同じですね。水性塗料で塗り分けてマジックリンではみ出しを落とす方法もあります。
肘や袖がクリアーパーツで特に肘が透けすぎていると感じたので白とピンクでそれぞれ薄く吹き付けて透け感を軽減しました。
あと、胴体と肩部分は前後の貼り合わせ部で合わせ目が出るので接着して合わせ目消しの処理をしました。

ベルト部分

上下に二本あるベルトの黒は無塗装で間を彫り込んでから白で塗りました。
ベルトループは元のモールドを削り取ってから白いプラペーパーの細切れに置き換えています。
塗り分けるよりはシャープに仕上がりますが面倒なら塗り分けでもよいでしょう。
バックル部分は銀で筆塗りしています。
そして、服の凹モールドとボタンの周辺に薄いグレーでスミ入れをしてディテールを強調しています。

スカート

スカートの切り口部分は毛羽立ちが気になるので紙やすりで軽く磨いてから黒帯がある部分は縁(赤線部分)を油性の黒マジックで塗っています。

マイクとブーツ

マイクはアイドルのイメージカラー(春香なので赤)の帯を二本、モールドに沿って塗りました。
これはミリシタのカードイラストを参考にしていますが、リアルのライブでもキャストさんが識別用に色違いの印をマイクに付けていたりするので観察してみてください。


ブーツは足裏に穴を開けてネオジム磁石を仕込みました。
これで背中に支えの棒がなくても鉄板の上でなら安定して片足立ちさせることができます。
また、ブーツは服の黒部分との質感の差を出すためにセミグロスブラックで塗装しました。

以上で追加工作などは終わりです。
無理せずに自分の出来そうな物を選んでチャレンジしてみてください。

仕上げにつや消しクリアーを吹きました。
これは
手足の肌色、塗装したブーツ、アクセサリー類は吹かずに服や髪や顔のみ吹いています。
スカートの軟質パーツも水性で吹いているのでそれほど影響はないようです。
手足の肌色は可動させる都合で私はつや消しを吹いていませんが、吹く吹かないは好みでどうぞ。

簡単な部分塗装だけでもかなり見栄えが良くなるので30MSアイマスシリーズ楽しんでください。

最後に千早と合わせたライブ風写真を
30MS 天海春香

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