アイドルマスターであれこれ作ります。
ディーラー『ポイフル』さんの我那覇響の組み立て塗装作業の解説編です。
完成したフィギュアの記事はこちら 我那覇響ちゃんの誕生日なのでガレージキットを組みました キットは2013年の夏ワンフェスで購入したもの。 響単品でも作れますが別売のやよい、伊織と組み合わせるポーズになっています。 各作業についてはやよい、伊織の記事も合わせて目を通していただけると理解が早いと思います。 やってることはだいたい同じです。 『ポイフル』高槻やよい 制作編 『ポイフル』水瀬伊織 制作編 いきなりですが軸打ちまで終わってる状態。 写真を撮り忘れていますが、やよい伊織と同じなのでそちらを参照してください。 この響特有の作業としては、首と頭が分割されているのを予め接着して継ぎ目処理しています。 両腕は水着のラインで複雑に分割されているので事前のすり合わせをしっかりやって塗装後にピタリとはめ込めるようにしました。 髪の毛はグレーサフ地に影色を黒で吹いてから髪色(紫がかった濃いグレー)を吹き重ねています。 肌色部分はガイアのマルチプライマーでサフレス仕上げ。 目と歯を白でエアブラシの細吹き、多少のはみ出しは気にしない。 その後、クリアーでコーティング。 目と歯を練り消しでマスキングして肌色の下地としてラスキウスのホワイトピーチに極少量のウッドブラウンと少量のオレンジを加えて吹きました。 響ちゃんは肌色が濃いめ。 響ちゃんは肌色が濃いめなので、クリアーペールレッドとクリアーペールオレンジを2:1で混色して吹き重ねて肌色の濃淡を付けました。 基本はパーツをばらした状態で吹きますが、気をつけないと左右の足で濃さに差が出たりする事になるので、最終的には仮組みして調子を整えます。 その後に、クリアーでコーティング。 指の間、耳の中、おへそなどをクリアーペールレッドでスミ入れの要領で塗り分けて影を強調しています。 爪も同じ色で塗ってほんのりピンクに。 水着のマスキング、今回一番大変な部分です。 まず下地に白を吹きました。 水着の縁取りが黄色なので吹きます。 紐が黒い部分もこの段階で塗り分けました。 黄色を縁に沿ってマスキングして白を吹いて、さらに水着のストライプ模様をマスキングします。 水着の影色の青を吹いてから浅葱色にちょっと空色を加えたもので水着を吹きました。 マスキングを剥がすと出来上がり。 色の濃さによる吹く順番よりもマスキングのやりやすさを重視した手順です。 面相です。 眉毛は元の凸モールドに沿ってラッカー系筆塗り一発勝負。 アイラインはエナメル系で描き込んでいき、はみ出たのを爪楊枝や綿棒の紙軸に溶剤を含ませて削るようにして修正しています。 瞳は水色で下描きしてアタリを取ってから黒で清書しています。 ハイライトの白点は黒を削り取って下地の白を露出させています。 あとはつや消しクリアー(クレオス水性プレミアム)を吹いて完成です。 作業期間は中断期間(WF準備とか)があったりしますが正味3週間くらいです。 ツイッターのこちらのスレッドも見ていただくとわかりやすいかもです。
関連 我那覇響ちゃんの誕生日なのでガレージキットを組みました 『ポイフル』高槻やよい 制作編 『ポイフル』水瀬伊織 制作編 PR |
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