アイドルマスターであれこれ作ります。
完成した模型を人に見せたい、そう思っても模型はとても繊細で外に持ち出して人に見せるのは破損のリスクなど気軽にはやりにくかったりします。
なので最近は写真に撮ってSNS等に公開するのが手軽で多くの人に見せることができるのでよく行われているようです。 なので私の撮影環境とかの話をまとめて書いておきます。 最初によくありがちなのがこんな感じの写真、ツイッターとかで見ますね。 作業机で完成したばかり、下にはカッティングマット、背景は模型の空箱。 一眼レフカメラのオートモードで撮りました、なので内蔵ストロボが発光しています。 さすがにこれはもうちょっと見栄えとかなんとかしたいので、まず背景を用意してみましょう。 撮影条件は前と変わらず、背景が散らかってないのでその分は好印象。 背景は紙でも布でもなんでもいいと思います、色は白とか黒が無難ですがお好みで。 私は塩ビ製の背景シートを使っています、色は白、黒、グレーを持ってますがグレーは使ったことないです。 内蔵ストロボを直接被写体にあてると一方向から強い光が当たるのでのっぺりした感じになります、角度によっては背景にくっきりと影が写り込んだりもします。 なので、撮影モードはオートのままで内蔵ストロボをオフにして撮影してみましょう。 ストロボが無いので暗くなります、照明が室内天井の蛍光灯だけなので被写体以外の影も写り込んでいます。 そこで両側からライトで照らしてストロボ無しのオートで撮影してみます。 内蔵ストロボ使用時よりも陰影が自然な感じになっていると思います。 被写体は別のフィギュアですがこんな環境で撮影しています、左右のライトはフォトラというやつで面で光を当てることができて便利です。 状況に応じてレフ板やスポットライトで部分的に光を当てたりもします。 最近だとライトとか背景がひとまとめになってる撮影ボックスとかもあるようですが、私は大きめのドールの撮影もするのでこういう形にしています。 基本的に部屋の一角に出しっぱなし、1畳くらいのスペースです。 思い立った時にすぐ撮影できるというのは意外と重要。 ただしこれまでの写真をよく見るとピントがおかしいことに気付くと思います。 撮影時は大砲の根元の防盾にピントを合わせていますが砲身の先端や車体後部はぼやけています。 なので、撮影モードを絞り優先にして絞り値を最大の22に設定して撮影します。 この写真だと砲身の先端から車体後部までピントが合っています。 ざっくり言うと絞り値が大きいほどピントの合う範囲が広い、となります。 詳しくは「被写界深度」で調べてみてください。 せっかく模型の細部を作り込んでもピンボケではしょうがないので、その辺を気をつけるようにしています。 逆に、背景をぼかしたい時は絞り値を小さくするといい感じになります。 こちらは絞り値3くらいで撮影して背景の花をぼかしています。 まとめると 全体にピントを合わせるために絞り優先モードで大きな絞り値で撮影する。 絞り値を大きくするとシャッタースピードが遅くなるので、カメラを三脚で固定し、リモコンまたはセルフタイマーでブレを防止して撮影する。 被写体にはできるだけ光を当てて明るくする。 使用機材は カメラ:ニコンD5300 レンズ:ニコン マクロレンズ40mm/F2.8 ストロボ:ニッシン i40 ライト:フォトラ 機材そのものは上を見ればきりがないカメラの世界の中ではかなり安い物で済ませています。 一眼レフでの最小限の構成といったところでしょうか。 私はドールの撮影もするのでその時はライトは使わずに外部ストロボのバウンス撮影でやってます、その関係で外部ストロボ装着可能な一眼レフを使ってますが、模型だけなら絞り優先モードがあればコンパクトカメラやスマホでもなんとかなると思います。むしろライトのほうが重要かも。 それにモデラーならカメラより先にエアブラシを買いましょうね、という話もあります。 私は高いカメラよりも3Dプリンターが欲しいw
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